イラストレーター草間花乃のDIARY

ユニコーンと少女
これはある短歌をイメージして描きました



「ペガサスは私にはきっと優しくてあなたのことは殺してくれる」冬野きりん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　穂村弘著　短歌ください　　角川文庫

この短歌、ダヴィンチの連載で一目見た時からすごい。とめまいがしました。
なんてガーリー！
少女と女性の間、毒と甘さをあわせもった時期

そんな絵を描きたい。。。

私の高校生の頃は、美術や文化でガーリームーブメントが巻き起こっていた時代。
ソフィア・コッポラ、スーザン・チャンシオロ、リタ・アッカーマン
少女達がお偉い美術家達が子供っぽいと揶揄するような、少女独特の世界観を臆せず堂々と表現し始めた過渡期。
たぶんにその影響をうけて、少女ばかり描いているわたしです。